2016年9月4日日曜日

げじげじ


"!"


"エリヤ!助けてくれ!"


"はあ?お前にできなくて俺にできることがあるのか?"
"とにかく来てくれ!"


キッチンでラッグがそう叫ぶんで、仕方なく様子を見に向かう
ことに。


"くだらない用だったら怒るぞ"
"そこに・・・"


"は?何"
"あそこにいる"


そこには何やら巨大なグロい虫が。


"なんだあれ、すげーキモい"
"あの節足動物を何とかしてくれ・・・"


"お前、クソ田舎育ちのくせに虫ダメなのか?"
"ゴキブリやクモとは訳が違う。あんなの見たことない。足が多すぎるだろ・・・自然に反してる"
"そういやゴキブリ飼ってたよな。俺がスケボで轢き殺したやつ"
"デクスターはお前より賢かった。まさか家の廊下で
轢死するとは"


"あいつも飼えば?いいやつかもよ"
"バカ言うな!"

本気で拒絶するラッグ。こいつがこんな弱気なのは珍しい。
だからって俺に頼られても、あんなの俺だって近づきたくない。

"殺虫剤でもかけるか"
"あいつが動くのを見たくない"
"ふざけんな。じゃあどうすんだよ"
"こうしよう、できるだけ遠くへ逃げるんだ。この家は燃やす"


(こいつ何言ってんの)


"お前だけ出てけよ。こいつと暮らした方がずっとマシだ"


"それはできない。お前の監視を任されてる"



トロイを呼ぶことにしました。

つづく

0 件のコメント:

コメントを投稿